カトウ工機について

ものづくり
1918年に創業して以来、日本のものづくりをお手伝いしてきました。カトウ工機は世界でもユニークな内部構造の「ネジ穴をあける工具(タッパー)」を開発するプロフェッショナル集団です。
最高品質のネジ穴を提供すべく、加工方法を追求し、バネやベアリング、歯車などのからくり構造をもつ「タッパー」の開発を担っています。
営業から設計、製造に至るまで、試行錯誤しながら人が成長し、ものづくりの力を高めます。

わたしたちの仕事
1953年、日本で初めて「タッパー」を開発・製造しました。それまで腕力仕事であったねじ立て作業に変革をもたらし、日本の機械化を加速させました。
一般消費財ではないのでホームセンターでは見かけませんが、スマホ・工作機械・建機・風力発電機・エンジン・油圧機器などを製造する工場で使われています。
ものづくりにおける悩みを、お客様や他社と協力し合いながら、考え・形にして・解決して行く。それが、わたしたちの仕事です。

実験 LOVE♡
わたしたちが目指すのは、機械づくりという分野で、新たな付加価値を創り出すこと。難しい課題を悩んで悩んで考え抜いた結果、人に喜ばれる機械を創り出すと共に、自分達が成長すること。
このために、実験という試行錯誤のプロセスを大切にします。実験・体験を通して、人が「判断・行動・気づき」を繰り返し成長して行くことがハッピーだと思いませんか?そして、計測技術にも力を入れています。これまで測れなかったことが測れたとき、新たなことに気付きます。
仕事について
人を知る
営業

海外の魅力は
新しいフィールドを
自分で開拓していけることです
仕事の内容は?
海外の営業だけでなく国内の営業も担当します。国内と同様に代理店からエンドユーザーまで幅広く対応しますが、特に海外の代理店を訪問する際は、現地企業のスタッフと連携し、製品説明や勉強会を通じて信頼関係を築くことが重要です。
また、現地での展示会を年に1、2回企画しており、日本から手配することも多くあります。不慣れなので準備の段取りが大切になりますが、新規のお客様と直接つながる貴重な機会となります。
幅広く担当しているので協力が必要な場面も多く、人とのつながりを感じる仕事ですね。

挑戦できる環境だからこそ、国境を超えて技術提案
正直、最初から営業職を志望していたわけではなく、就活時は技術職を目指していました。でも、結果的にすごく良かったと思っています。
もともと海外の仕事に興味がありましたが、英語が得意というわけではなかったので、チャレンジでした。実際、東南アジアの地域を担当する中で、現地企業との文化や言語の違いを克服しながら提案した技術が、お客様の問題を解決したり、ビジネスを成長させる瞬間に立ち会えることは、大きな達成感を感じます。

日本では「カトウ」といえば「タッパー」
そんな信頼を海外でも目指していきたい
海外営業の魅力は、新しい市場を自分たちで開拓していけるところですね。日本では当社の知名度は高いですが、海外ではほとんど知られていないので、ゼロから信頼を築く必要があります。そのプロセスは大変ですが、自分の努力次第で結果が出るので面白いです。
また、この業界はメーカー同士のつながりが強く、展示会などでは競合他社の方とも情報交換をする機会があります。時にはお互いの製品について意見を交わすこともあり、業界全体で支え合っていると実感する場面も多いです。
自由度も高く、自分のアイデアを活かしながら仕事ができる環境があることは、とても恵まれていると感じます。
現地の人々とつながって、その地域ごとのニーズに合った提案をしたい
私が担当している東南アジアでは、まだ売上が低い地域も多いので、そこを伸ばしていきたいです。ローカルの代理店さんや現地商社とのつながりをもっと強化して、現地に根付いた販売体制を作るのが目標です。
展示会やウェブからの問い合わせを活用して、これからもパートナー企業を増やしていきたいですね。新しい商品開発の話も出ていて、そういうアイデアを実現できる時間が取れればいいなとも思っています。自由度の高い環境なので、やりたいと思うことにチャレンジして、もっと海外市場を盛り上げていけたらと思っています。

PRIVATE
サーフィンが趣味なので
休日は海に行くことが多いです
営業

良い風を運ぶ
キーワードは
“挑戦を楽しむ”こと
仕事の内容は?
国内営業を中心に日々の仕事は代理店やユーザー、商社とのやり取りが主で、お客様が抱える課題を解決することが多いです。
また、所長として営業所全体の運営も含めて、さまざまな業務に取り組んでいます。プレイングマネージャーとして自分の担当業務もこなしながら、全体を見て調整することが難しくもあり、やりがいを感じます。やるべきことは整理して、見える化するのがコツですね。

ロボット事業の立ち上げ 社内は課題ばかり
だからこそ、外の世界が眩しく見えた
ロボット事業は、自社での加工ノウハウを蓄積する試みとして企画しました。立ち上げ当初は課題しかみえませんでした。社内にはロボットに詳しい人がいなかったので、1から調査を始め、外部の専門家や同業他社から学びながら、何とか形にしていきました。当時のメンバとは今も情報交換を続けています。
振り返ると、社内に閉じこもらず、広い視野で学ぶことを楽しめたからこそ乗り越えられたように感じます。現在では、ほかの営業所にもこの事業に携わるメンバが増えているので、これからの展開が楽しみです。

お客様との信頼を築く一歩
当社の営業はただ売上を追い求める仕事じゃなく、お客様との信頼を築くことを大切にしています。このため、製品情報だけでなく、お客様が本当に求めているものを理解して、それに合った提案をすることが欠かせません。
ロボット事業の導入で、お客様から「カトウ工機さんでもテストができるんですね」といったお声をいただくようになり、よりお客様に近づくきっかけが生まれました。これからはサービスの充実や自社ノウハウ蓄積など、新たな製品開発にも繋げていく必要があると感じています。
ただ、基本的に仕事に追われるのは嫌なので、“自分のやりたいことを原動力として取り組む” そのモチベーションはこれからも大切にしていきたいですね。
ともに成長する営業所へ ー チームの姿を見つけたい
“営業所をチームで成長していける場にしたい” 、そんな思いから、上下関係にとらわれず、疑問があればすぐに聞けるような雰囲気を大切にしています。どんな分野でも、わからないことを素直に聞くいたり、前向きに課題に取り組む姿勢は大切です。やりたいことがあれば、どんどんチャレンジできる環境なので、自ら考え、行動できる人と一緒に働きたいと考えています。
そのうえで、個人の目標だけでなく、営業所全体で共有できる目標を持つことで、チームとしての一体感を育て、よりよい職場づくりにつなげていきたいと思っています。

PRIVATE
釣ってさばいて
美味しく食べる!(笑)
製造部 機械グループ

信頼が見えるから
考えて動けます
そして、自信になります
仕事の内容は?
タップホルダーの製造現場で、主に作業指示書と図面に基づいて加工を行う仕事を担当しています。具体的には、NC旋盤に工具を取り付けてプログラム確認をして加工作業を行います。
時には、特殊品や開発品のプログラムを1から自分で作成し、工具の選定も行っています。担当する機械は1人1~2台で基本的な操作は半年ほどで覚えられます。日ごろから工具や加工方法に関心を持ったり、情報を深めていくことも重要な仕事の一環です。

プライベートを楽しめるから、仕事も頑張る!
前職では夜勤や残業が多く、職場と家をただ往復するような毎日でした。だから、今の職場を選ぶときに重視した点は、ワークライフバランスの取れた環境でした。今の職場は残業もなく、土日もしっかり休めます。私は趣味や興味があるものが多く、プライベートの時間を大切にしたいので、ワークライフバランスの取れる環境は、仕事へのモチベーションも自然と上げてくれました。
未経験からのスタートでしたが、研修もあり、わからない部分は先輩に質問すればしっかりと教えてもらえる環境で安心して仕事に取り組むことができました。

「より良くする」ことを追い求める
製造部の中で機械グループは単純作業もあるけれど、プログラムを作成したり工具の改善を行ったりと考えて仕事をすることが多いと聞いていました。実際、考えることは多く、機械に取り付ける工具リストやプログラムを見て、より良い工具や条件等を変更し、品質向上や不良品の削減、加工時間の短縮に努めています。4年目に入った今でも改善項目は尽きません。
また、今の仕事はある程度、業務の幅をもって任せてもらえる環境で、自分で計画を立てながら進められるところが気に入っています。自由度が高い分、責任も大きいですが、大手のように業務が細分化されていないため、例えば、機械が故障した際には、修理の手配等も自分で行います。効率性を重視しながら、「どうすればより良くなるか」を考えることは、この仕事を楽しむ要素だと感じています。
グループで仕組み改善に挑戦中です
老朽化が進んできた複合加工機の入れ替え計画が昨年から進んでいます。私は新しくなる複合加工機を担当することになり、機械の選定にも携わりました。今回私は初めて複合加工機に挑戦します。担当していた機械とは異なるメーカーでもあるので学ぶことは沢山あり、大変ではありますが、頑張っていきたいと思います。
また、グループ内で多能化を進めるために作業マニュアルの作成も進めています。将来的には、そのマニュアルを見て、担当者以外でも機械を動かせるようになり、自分が休んだ時でも生産計画が滞らない仕組みを整えることが目標です。意見を出しやすい環境なので協力してみんなが働きやすい環境をつくっていきたいです。

PRIVATE
音楽フェスは好きなアーティストから気になっている
アーティストまで一度に観れることが魅力
前方で盛り上がったり、のんびりお昼寝をしながら
自由に楽しんで過ごします
製造部 生産管理課

数字の先にある
ものづくりの
未来のために
仕事の内容は?
私は生産管理課に所属しており、生産部門をサポートする業務を担当しています。具体的には、生産計画の立案、生産に必要な資材や部品の調達、納期の調整などが業務の中心です。 計画を実行するには、他部署も含め、会社の仲間たちとの協力が不可欠です。関係者同士で情報をすり合わせ、計画時よりも効率的に完成できた時に達成感があります。

“ムリなく、ちゃんと働く” それが長く続けられる理由
入社を決めた理由は、仕事とプライベートの両立ができると思えたからです。実際に望む形に近い両立ができて、ストレスなく業務に従事できています。 また、入社前に工場見学させていただいたことで「夏は暑くて冬は寒い」のようなネガティブなイメージが払拭できました。カトウ工機の工場は冷暖房とLED完備で働く環境が整っていると思いました。 最後に、決め手の一つとして待遇面のところに「固定残業代」の記載が無いことです。入社後も残業や休日出勤などの時間外勤務はほとんどありません。
ここまでの回答では、まるで働きたくない人みたいな感じになっていますが、もちろん勤務時間は全力で働いています。メリハリをつけられるので自分自身に合っていると実感しています。

予測に“絶対”はない でも考える価値はある
目標は、需要予測の精度を高め、より効率的で安定した生産を目指しています。
私が所属する生産管理課は製造工程の中で上流に位置するため、製造全体に影響を及ぼしやすいです。予測での判断によって無駄を減らすことに繋がることもあれば、その逆もあります。需要予測が正確になるほど、製造全体の無駄が減り、その分多くの生産に繋がりますので、少しでも精度を高めるにはどうしたらいいか考え続け、ノウハウを蓄積できたらと思います。
需要予測は判断時点では答えが無く、時間が経つまで下した判断が正しかったのか答え合わせができません。そこが面白いところでもあり、難しいとも感じている部分です。幸いにも、自分で考えて行動することを重視している社風で、結果だけではなくチャレンジすることを評価してくれるので、安心して挑戦できる環境です。これが目標に向けて行動していく上でのモチベーションとなっています。

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PCゲーム
一人用、複数人用なんでも