製造職の仕事

当社で製造しているツールホルダーは、「ものづくり」工場で使われるような、「生産用精密機械工具」です。このため、一般機械部品より、精度が高く・硬い部品を加工して、精密に組み立てる仕事をしています。プロの機械加工職人に認めていただける製品を目指しています。

生産現場は3つの職種に分かれて製造して行きます。先ず「①機械加工職」が鉄系の材料から精密な形にして行きます(切削加工)。その後、焼き入れして硬くした部品を「②研削加工職」が、きれいな表面性状で高精度な寸法に仕上げ加工して(研削加工)、部品を完成させます。このようにしてできた精密部品を「③組立職」が組み立て、機能や精度の最終確認を行います。
また、生産現場とは別にもう1つグループがあります。材料・外注の手配を行ったり、生産の進捗管理をする「④生産管理職」です。

製造職の仕事
Positions

製造職種の紹介

機械加工職

機械加工職

工作機械やロボットを使って、材料から部品に形作る仕事です。指示された図面等に対応した作業を行います。加工した部品は自分で計測を行い、合格であれば次の工程に渡します。

経験を積むと、加工に使用する刃物や工具を選定したり、機械を動かすためのプログラムの修正や新規作成にも取り組みます。

刃物メーカーや工具メーカー、工作機械メーカーと技術的な情報交換を行ったり、自分自身で試行錯誤を繰り返し、技術力を高めて行きます。

研削加工職

研削加工職

熱処理されて硬くなった部品は、研削加工を行って、美しい表面性状の高精度な寸法に仕上げられます(部品を完成させます)。この加工を行うことで、製品がスムーズに動作し、安定した性能を発揮します。

仕上げの研削加工の工程では円筒研削盤・内面研削盤・複合研削盤などを使い、加工技術はもちろん、砥石の知識も自然と高まります。また、高い加工精度が求められるため、測定技術がとても大切になります。

材質やサイズ、形状によって加工条件を最適化することも挑戦のしがいがあります。

組立職

組立職

組立職はお客様に届く製品の品質を支える要です。
部品は洗浄を行ない、一つひとつ丁寧に組み上げて、入念な検査をして、ようやく完成品となります。

組立や検査の過程で不具合が見つかった場合は、原因を予測し、分解、部品の測定検査を行います。実際に、お客様からお預かりした製品の修理も担当し、必要に応じた対応を考えて修理します。

一連の工程は1人で担当することも多いので、どうすればもっと早く作業ができるだろうなど、改善点を考えながらの作業が必要となり、正確さや判断力が養われます。

生産管理職

生産管理職

生産管理課の仕事は、生産現場に的確な指示を出し、必要な材料や部品を手配し、外注先との調整を行いながら、円滑な製造プロセスを支える役割です。

業務には生産管理システムを活用するため、データベースの知識が求められるだけでなく、加工工程や、ものづくりの流れを理解している必要があります。

また、営業部との需要情報や進捗等の共有、新製品の試作品がある際は設計担当者と打ち合わせを行うなど、他部署や取引先と密に連携します。複数の情報を整理し、正確に伝える調整力は、この仕事を通じて磨かれます。

Job Overview

募集内容

ものづくりが好きな方
機械のしくみが分かる方 または 電気回路・プログラムが好きな方
本社・平塚工場
大卒・高専卒・短大卒・高卒
書類選考→面接・工場見学・筆記テスト・現場体験→最終面接

生産現場ってどんな感じ?

生産現場ってどんな感じ?

平塚本社工場では「個性」を伸ばすことを重視しています。 共通の目標である「より良いモノを提供する」達成を目指して各々課題を設定し、 その課題を乗り越えることでスキルアップしていくことを積み重ねています。
設定した課題に躓きそうになった時、親身になって相談に乗ってくれる上司・先輩もいます。 そうした個性を重視する社風もあって、「自身の市場価値を高めたい、スキルアップしたい」 といった様々なことに挑戦したい方には適している社内環境だと思います。 逆を返しますと、相談しない限り、上司・先輩は個人に任せていることが多いので 主体性を持って行動することが苦手な方は弊社に向いてないかもしれません。

また、当社の特徴として社長をはじめとした経営陣、部長との業務上の距離が近く、 組織として風通しが良いことがあります。 なので、挑戦している課題が評価されやすいこともやりがいにつながっています。